資産運用とこどもじかん

資産運用と子供時間

【2003年あの頃の就活】氷河期世代の子育てを讃えたい①

就職氷河期(1993年〜2005年)の中でも、一番の底が2002年と言われています。

私が就職活動をしていたのは2003年。

ほぼ最悪の時期であったことは間違いありません。

先日、とあるネットニュースから20年近く昔の就活時代の事を思い出しました。

この時代をくぐり抜けて、2人の子供を育てられるまで何とか稼いできた自分を褒めたい。

皆さん、自分を褒めましょう。

 

少し時間を戻します。

氷河期世代の方、苦労しませんでしたか?

私は、苦労しました。

 目次

 

大学卒業後に就職浪人

f:id:ssily:20210331221126p:plain

2003年就活。

きちんと企業研究して丁寧にエントリーシートを書いても、一次試験すら呼ばれないなんてザラでした。

当時は手書きも多かったので、本当に時間を要しました。

朝早くから次の企業説明会の予定があっても、夜遅くまでエントリーシートを書き直す。

やっと提出しても一次に呼ばれない。そんな生活。

当時、学生の間では、

「〇〇(超大手)は早慶以上じゃないと一次試験には呼ばれない」

「文学部は何も役に立たないから、エントリーシートは通らない」

などの気を失いたくなるような噂で溢れていたと記憶しています。

 

私の場合は就職したい業種が限られていた事もあり、エントリーシートを書いたのは30社程度。

それでもかなり少ない方でした。

周囲の友人は普通に50社以上書いていました。

 

当時、何とか2社から内定を頂きました。

世間的に名前は知られているが超激務のブラック企業です。

毎年退職する人数が多すぎて、大量採用を繰り返していることは大学生の目から見ても明らかでした。

そして、いくら頑張っても自分の本命の業種からは内定が出ず。

悩んだ末にこのブラック企業2社の内定はお断りしました。

え?じゃあ就職できなかったの?

って思いますよね。

実は、仮面就職浪人をしました。

幸いなことに、希望していた業種は新卒にこだわる傾向がなかったので、卒業後も就活を続ける決心をしたのです。

 

さて。

ここで悩んだのが、何をしながら仮面就職浪人するかということ。

アルバイト?

家事手伝い?

私が決めたのは、

派遣社員として働きながらの仮面就職浪人

です。

就職浪人をしたからって希望の業種に内定が貰える保証はありません。

(むしろ可能性はかなり低い)

でも、もし希望の業種に内定が叶わなくても、社会人として自分で食べていかなければならない。

だからといって、正社員として働きながら就職活動を続けることは、時間の融通をつけるのが難しい。

そんな理由で、派遣社員としてメガバンクで働くことにしたのです。

(派遣社員の為、残業がほぼ無いことが保証されていました)

当時、メガバンクと言っても派遣社員であれば人材派遣会社を通した2回ほどの面接で採用が決まりました。

正社員のそれと比べてかなーーーりハードルは低いものでした。

 

厳密に言うと紹介予定派遣です。

1年間、派遣社員として働くことで準社員になれるという制度でした。

しかし、準社員は絶対に正社員にはなれません(当時)

 

私は、「派遣社員のうちに、転職する…!」と頭の中は就職活動のことで一杯でした。

 

所属は法人営業部門(中小企業融資)

そんな就職活動のことで頭がいっぱいの私が派遣社員として派遣されたのは、銀行の2Fにある法人営業部門。

中小企業への融資を行なっている部署でした。

今の私と同じ40歳前後の男性が2人。

退職後にOB採用されたおじいちゃんが1人。

そして私。

そんな小さな部署でしたが、多くの融資を扱っていました。

私の業務はというと、融資希望の企業に対する簡単な信用調査や融資決定の際の必要書類を揃える事が主なものでした。

 

一方。

1F窓口には同じく新卒の正社員2人が配属されていました。(男性1人、女性1人)

2003年のあの超就職氷河期にメガバンクの正社員内定を勝ち取った2人。

あの時期に就職活動をしていた人なら、この2人がいかに優秀かお分かりになると思います。

 

かたやエリート。かたや派遣社員。

4月に早速開かれた歓迎会。

端的に言うと凄く虚しかったです。

同い年新卒なのに、

かたやエリート。

かたや派遣社員。

それまで、自分はさほどプライドとかないし、立場なんて気にしない方だと思っていたのですが、周りの人の接し方の違いや正社員と派遣社員の立場に違いを目の当たりにすることが多く、心が打ちのめされました。

 

歓迎会で新卒正社員さんが自己紹介を終えた後、部長が言いました。

「えーーーーーとじゃあ、次は派遣さんも自己紹介!」

 

続く。